チューリップ賞
チューリップ賞(GIII)
阪神競馬場 | 芝1600m(外回り) |
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スタート地点 | 向正面の真ん中やや2コーナーより |
最初のコーナーまでの距離 | 444m |
最後の直線距離 | 約475m |
脚質 | 先行馬・差し馬が有利 |
枠順 | 内がやや有利 |
最初のコーナーまでの距離が444mと、やや馬群が広がった感じで進むので、
多頭数の大外枠だと内枠の馬よりもだいぶ外を回らされるため、割引が必要となる。
上級条件に限らず下級条件でも差し馬が有利となっている。
基本的には内枠が有利なコースで、最後の直線ゴール前には高低差1.8mの急坂が
待ち受けていることから、差しが届きやすい傾向にある。
- チューリップ賞は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場の
芝外回り1600mで施行する中央競馬の重賞(GIII)競走です。
- 競走名はチューリップから。
開催地 | 阪神競馬場 |
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格付け | GIII |
1着賞金 | 3400万円 |
賞金総額 | 6500万円 |
距離 | 芝・外1600m |
出走条件 | サラブレッド系3歳牝馬(国際) |
負担重量 | 馬齢(54kg) |
第1回施行日 | 1994年3月12日(重賞格上) |
特記 | 上位3着まで(収得賞金0の馬は2着まで)に桜花賞への優先出走権 |
- チューリップ賞(GIII)概要
1984年に阪神競馬場の4歳(現3歳)牝馬限定の馬齢の芝1600mの桜花賞指定オープン特別競走、チューリップ賞として施行されたのが始まり。上位2着までに入賞した競走馬には桜花賞の優先出走権が与えられた。
1991年は阪神競馬場の改修工事により中京競馬場の芝1700mで施行、1994年には重賞競走に格上げ、重賞昇格に伴い桜花賞の優先出走権は上位3着までに変更、GIIIに格付けされたが、京都競馬場の改修工事による振替開催により再び中京競馬場の芝1700mで施行、更に翌年には桜花賞のトライアル競走に指定、更に指定交流競走に指定され地方競馬所属の競走馬も出走可能になったが、阪神・淡路大震災の被害による阪神競馬場の復旧工事の影響で京都競馬場の芝外回り1600mで施行された。
2004年からは外国産馬の活躍による出走資格の見直しの一環により、外国産馬が桜花賞に出走可能になった事に伴い、混合競走に指定、外国産馬の出走が可能になった。2010年からは国際競走に指定されている。
2007年からは2006年12月に阪神競馬場の外回りコースが新設された事により、第1コーナーポケットを発走地点とするコースから向正面を発走地点とする外回りコースに変更された。
桜花賞トライアルで最初に施行される競走で、桜花賞と同コース・同距離で行われる為、有力馬の多くがこの競走をステップに桜花賞へ向かい、同レースで結果を残すことが多い。
出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)のJRA所属の牝馬の競走馬と地方所属の牝馬の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬の牝馬(8頭まで)。
負担重量は馬齢重量で54kgである。
上位3着まで入賞した外国産馬以外の競走馬には桜花賞の優先出走権が与えられているが、2007年より外国産馬にも優先出走権が与えられることが決定した。
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