東京ハイジャンプ
東京ハイジャンプ（J・GII）
- 東京ハイジャンプは、日本中央競馬会（JRA）が東京競馬場の
障害・芝3300mで施行する中央競馬の障害の重賞（J・GII）競走です。
| 開催地 | 東京競馬場 |
|---|---|
| 格付け | J・GII |
| 1着賞金 | 4500万円 |
| 距離 | 障害・芝3300m |
| 出走条件 | サラブレッド系3歳以上（混合） |
| 負担重量 | 別定 |
| 第1回施行日 | 1999年6月12日 |
- 東京ハイジャンプ（J・GII）概要
1956年に障害の重賞競走として創設され、年2回施行されていた東京障害特別の春の競走を前身とし、1998年の第85回競走を最後に廃止された東京障害特別（春）を機能的に引き継ぐ形で、1999年に障害競走にグレード制が施行されたと同時に新設され、同年のみ日本・サウジアラビア修好40周年記念東京ハイジャンプ（サウジアラビアロイヤルカップ）の競走名で施行された。なお、東京障害特別（秋）は同年に新設された東京オータムジャンプ（2009年より春季に施行時期を移し、東京ジャンプステークスに変更）に引き継がれている。
2008年まで春季競馬の障害重賞の締めくくる時期の6月上旬に施行されていた。優勝した競走のグレードを基にした別定重量という実力馬が出走しやすい条件のため、J・GI参戦馬が出走する事も多く、2000年には前走で中山グランドジャンプを優勝したゴーカイが当競走でも優勝し障害重賞の連勝を果たしている。
反面、J・GIの施行場である中山競馬場の障害コースに比べると、平坦でありスピードが要求される東京競馬場の障害コースへの適性があれば重賞の出走経験が浅い障害馬でも好走する事が多い。
2009年からは施行時期を6月上旬から10月中旬に移動する。
出走条件は、サラ系3歳（旧4歳）以上のJRA所属の競走馬（外国産馬を含む）。負担重量はグレード別定重量で、3歳は58キロ、4歳以上は60キロ、牝馬は2キロ減を基本とし、J・GI優勝馬は3キロ、J・GII優勝馬は2キロの負担重量が課せられるよう定められている。
使用する障害はスタンド前の水濠障害を除く3つが飛越順に大生垣、大竹柵、大生垣に変更されている。障害の高さはいずれも150cmである。
総額賞金は9,550万円で、1着賞金5,000万円、2着賞金2,000万円、3着賞金1,300万円、4着賞金750万円、5着賞金500万円と定められている。
現在の優勝レイの配色は、赤色地に銀色文字となっている。
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