セントライト記念
セントライト記念(GII)
中山競馬場 | 芝2200m(外回り) |
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スタート地点 | スタンド前直線の端を拡張したポケット |
最初のコーナーまでの距離 | 432m |
最後の直線距離 | 310m |
脚質 | 先行馬が断然有利。 |
枠順 | 有利・不利はない。 |
道中のペースが緩むと、マクリの馬が台頭することも。
- セントライト記念は、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場の芝2200mで
施行する中央競馬の重賞(GII)競走です。
開催地 | 中山競馬場 |
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格付け | GII |
1着賞金 | 5400万円 |
距離 | 芝・外2200m |
出走条件 | サラブレッド系3歳 |
負担重量 | 馬齢(56kg、牝馬2kg減) |
第1回施行日 | 1947年10月12日 |
特記 | 上位3着馬までに菊花賞への優先出走権(せん馬を除く) |
- セントライト記念(GII)概要
1947年に日本競馬史上初の三冠馬であるセントライトを記念する競走として「セントライト記念」の名称で創設された4歳(現3歳)牡馬の競走馬による重賞競走。創設当初は菊花賞とほぼ同時期や、菊花賞後に開催されたこともあり、トライアル競走の側面は有していなかったが、条件や施行時期の変遷(次節参照)を経て、現在は施行場を東京競馬場から中山競馬場に移し、関東圏の菊花賞のトライアル競走として入着上位3頭までに菊花賞への優先出走権が与えられる重賞(GII)競走となっている。
関東圏唯一の菊花賞トライアル競走だが、有力馬は神戸新聞杯(かつては京都新聞杯)に出走することが多いため、当競走の優勝馬は1984年のシンボリルドルフ以降菊花賞を制していない。菊花賞が10月下旬の施行となって以降では2001年の4着馬マンハッタンカフェが菊花賞を制している。
また施行距離が本番の菊花賞の芝3000mとは結びつかない芝2200mで行われていることから、優勝馬が血統などの背景から長距離の菊花賞へは向かわず中距離の天皇賞(秋)へ出走させる場合もある。
本番の菊花賞では繁殖馬選定の名目から騸馬の出走ができないが、本競走は騸馬が出走可能で1992年には騸馬のレガシーワールドが優勝した。
グレード制導入後で上記以外のGI勝ち馬にはメリーナイス・サクラホクトオー・コスモバルク・ナカヤマフェスタなどが当競走を勝利しているが、コスモバルクが勝利するまで11年間GI勝ち馬が現れなかった。
アール・エフ・ラジオ日本が賞を提供しており、正式名称は「ラジオ日本賞 セントライト記念」と表記している。
出走資格はサラ系3歳(旧4歳)のJRA所属馬(外国産馬含む)、および所定の条件を満たした地方競馬所属馬。
負担重量は馬齢重量で56Kg、牝馬2Kg減。
総額賞金は1億350万円。1着賞金5400万円で、以下2着賞金2200万円、3着賞金1400万円、4着賞金810万円、5着賞金540万円。
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