ラジオNIKKEI杯2歳ステークス
ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(GIII)
阪神競馬場 | 芝2000m(内回り) |
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スタート地点 | 正面スタンド前4コーナー寄り |
最初のコーナーまでの距離 | 325m |
最後の直線距離 | 約360m |
脚質 | 先行馬が有利 |
枠順 | 内が有利 |
枠順からは内が有利で、距離ロスのない経済コースを回れる馬が好走しやすい。
最後の直線までに先団を好位でマークしておかないと、後方一気の追込馬は厳しい。
- ラジオNIKKEI杯2歳ステークスは、阪神競馬場の
芝2000mで行われる中央競馬の重賞競走(GIII)です。
開催地 | 阪神競馬場 |
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格付け | GIII |
1着賞金 | 3200万円 |
賞金総額 | 6100万円 |
距離 | 芝2000m |
出走条件 | サラブレッド系2歳(国際) |
負担重量 | 馬齢(55kg、牝馬54kg) |
第1回施行日 | 1984年12月9日 |
- ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(GIII)概要
1984年のグレード制導入時に2歳(当時の馬齢表記では3歳なので競走名には3歳とつく)牡馬路線と牝馬路線の差別化のために関西地区の2歳牝馬限定マイル重賞、「ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス」として、関東地区の「テレビ東京賞3歳牝馬ステークス(現・フェアリーステークス)」と共に開設。牝馬限定戦時代には1990年優勝馬イソノルーブルが翌年のオークスを制している。
1991年に関西地区の2歳GIとして定着していた「阪神3歳ステークス」が2歳牝馬限定GIの「阪神3歳牝馬ステークス」に変更されると、舞台を芝2000mに移すと共に牡馬・騸馬の競走に、名称も「ラジオたんぱ杯3歳ステークス」に変更され、「朝日杯3歳ステークス」に間に合わなかった馬、あるいは翌年のクラシック路線へ向けて長めの距離の競走を使って行きたい馬や賞金を加算したい馬が多く出走するようになった。
2000年は翌年の皐月賞を制するアグネスタキオン、東京優駿・ジャパンカップを制し年度代表馬となるジャングルポケット、NHKマイルカップ・ジャパンカップダートを制するクロフネの3頭で決着する非常にレベルの高いレースとなった。ほかにも優勝馬からはナリタタイシン、タヤスツヨシ、アドマイヤベガ、ザッツザプレンティ、ヴィクトワールピサなど多数のクラシックホースを生み出し、当競走と比較して距離が短く、枠順の不利が多い朝日杯フューチュリティステークスを回避しこの競走に出走する馬が増えるなど、朝日杯フューチュリティステークス優勝馬をしのぐ水準になることも多く、翌年のクラシック競走を占う重要なレースとして定着している。
この競走の優勝杯を寄贈している日本短波放送は2003年10月1日に社名を日経ラジオ社に変更し、翌2004年4月1日には局名をラジオたんぱからラジオNIKKEIに改称したが、2004年、2005年の競走名は旧局名のままであった。2006年よりラジオNIKKEI杯2歳ステークスに変更された(ラジオNIKKEI賞も同様)。
2000年からは牝馬も出走可能な競走に変更されている。2010年からは国際競走となる。 出走資格は、サラ系2歳のJRA所属の競走馬(外国産馬含む)と、JRAに認定された地方所属の競走馬(3頭まで)。
負担重量は馬齢で55kg、牝馬は54kgである。
2011年度現在の総額賞金は6,100万円で、1着賞金3,200万円、2着賞金1,300万円、3着賞金800万円、4着賞金480万円、5着賞金320万円と定められている。
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