鳴尾記念
鳴尾記念(GIII)
阪神競馬場 | 芝1800m(外回り) |
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スタート地点 | 向正面2コーナー奥のポケット |
最初のコーナーまでの距離 | 644m |
最後の直線距離 | 約475m |
脚質 | 先行馬・差し馬が有利 |
枠順 | 有利・不利はない |
スローペースになりやすく逃げ馬有利におもうが、終いは瞬発力勝負で、
好位につける先行馬・差し馬が浮上し、単純に逃げ有利にはならない。
最後の上がり勝負になるため、直線一気の追い込み馬は不利も、
早めにマクれるタイプなら対応可能、出走履歴を確認しておきたい。
- 鳴尾記念は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場の
芝1800mで施行する中央競馬の重賞(GIII)競走です。
開催地 | 阪神競馬場 |
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格付け | GIII |
1着賞金 | 4100万円 |
距離 | 芝・外1800m |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上(国際) |
負担重量 | 別定 |
第1回施行日 | 1951年6月10日 |
- 鳴尾記念(GIII)概要
本競走は、かつて兵庫県武庫郡鳴尾村(現在の西宮市)に存在した鳴尾競馬場(旧阪神競馬場)を記念して1951年にハンデキャップ競走として創設された。1953年の春と1954年は別定重量戦として開催された。創設当初は春・秋の年2回施行されていたが、1954年より年1回の施行となった。その後は長らく初夏に阪神競馬場の芝2400mで施行されてきたが、1971年に春季開催に移行し、1981年には距離が芝2500mに変更となった。1984年のグレード制導入時にはGIIに格付けされ、1987年には開催時期が12月となる。
1996年に宝塚記念の施行時期が7月の第3回阪神競馬8日目に移行したことにより、当競走をその前哨戦として位置づけるため、翌1997年には距離を芝2000mに短縮するとともに6月開催に変更され、併せて国際競走に指定され、外国馬は4頭まで出走可能、また、負担重量がハンデキャップから別定重量に変更された。これにより、バブルガムフェロー、ダンスパートナー、エアグルーヴ、ステイゴールドなどの有力馬がここをステップとして宝塚記念に挑んだ。しかし、2000年の番組変更で宝塚記念の施行時期が繰り上がると、前哨戦としての役割は金鯱賞へ引き継がれ、当競走はGIIIに格下げられるとともに現在の開催時期に変更、再びハンデ戦となった(距離は芝2000m)。またこのとき、国際競走から混合競走に変更された。
農林水産省が賞を提供しており、正式名称は「農林水産省賞典 鳴尾記念」と表記している。
2006年から距離が2000mから外回り1800mに短縮され、負担重量が再度別定重量に変更された。また、国際競走にも再指定され、外国馬は5頭まで出走可能となっている。2007年から日本のパートI国昇格により、外国馬の出走枠が9頭に拡大された。
負担重量は別定で3歳馬55キロ、4歳以上馬56キロ、牝馬2キロ減を基本とし、日本馬は収得賞金3000万円以上は2000万円毎に1kg増量、外国調教馬は GI競走1着馬は5kg、GII競走1着馬は3kg、GIII競走1着馬は1kg増量される。ただし2歳時のグレード・グループ優勝は対象外。
2008年・2009年はワールドスーパージョッキーズシリーズの開催期間中の施行であった。
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