マイルチャンピオンシップ
マイルチャンピオンシップ(GI)
京都競馬場 | 芝1600m(外回り) |
---|---|
スタート地点 | 向正面の2コーナーのポケット |
最初のコーナーまでの距離 | 712m |
最後の直線距離 | 約400m |
脚質 | 先行馬・差し馬が有利 |
枠順 | 枠順からの有利・不利はない |
スローペースになりにくく、追い込み馬の浮上も目立つ、逃げ馬は苦戦。
最後の直線は約400mあり、追い込み馬は、4コーナーを回ってからの直線一気も可能。
- マイルチャンピオンシップとは日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の
芝1600mで施行する中央競馬の重賞(GI)競走です。
- 正賞は日本馬主協会連合会長賞。
- 秋のマイラーチャンピオン決定戦として位置づけられているレース。タイトルにある「マイル」とは1マイルのことで、本来1マイルは1609mであるが日本の競馬では概ね10m以下の端数数値を切り捨てて計算するためこのレースも1600mでの開催となっています。
開催地 | 京都競馬場 |
---|---|
格付け | GI |
1着賞金 | 1億円 |
賞金総額 | 1億9000万円 |
距離 | 芝・外1600m |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上(国際) |
負担重量 | 定量(3歳56kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減) |
第1回施行日 | 1984年11月18日 |
- マイルチャンピオンシップ(GI)概要
1984年、中央競馬にグレード制が導入された際、短距離路線の番組体系が整備された。この時、1マイルのチャンピオン決定戦として春は既設重賞の安田記念がGIに指定され秋は本競走がGIとして新設された。これによりマイル戦線の春秋2冠体制が確立され、現在に至るまで施行条件、時期などの変更は行われていない。
また当初はマイラーズカップが秋に移動して格上げの予定であり主催者から馬主サイドへ示されていたが、直前になって新設重賞となった経緯がある。
過去には最も荒れないグレードワン(創設から1994年までは1番人気の連対率は100%だった)と言われたが1995年は1番人気のビコーペガサスが4着に沈んでレース史上初めて連対を外し、16番人気のメイショウテゾロが2着に突っ込み馬連は10万馬券の大波乱となった。2000年には13番人気のアグネスデジタルが優勝したことや2002年には当時のGIレースの配当金のレコード(三連複:379390円)を更新したことなどここ最近は荒れるケースも多く見られ、かつての「荒れないレース」というイメージはかなり薄らいでいる。しかし、近年はダイワメジャーが連覇(2006年、2007年:いずれも1番人気)するなどやや落ち着きつつある。また関西主場開催のGIにしては珍しく関東馬の活躍も多い。
1998年から外国馬の参戦が可能となり、2003年に初めて外国馬が参戦した。2004年から国際グレードワンレースに指定された。
2008年からはジャパン・オータムインターナショナルシリーズに指定される。また、一定の実績を持って参戦した外国調教馬が3着以内に入着した場合に褒賞金が支給される制度がある。
出走資格はサラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬及びJRAの2歳限定戦を除くGI競走優勝馬・出走権(富士ステークス・スワンステークスの2着以内入賞)を得た地方所属の競走馬及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は定量で3歳は56kg、4歳以上は57kgで、牝馬は2kg減である。
2011年度現在の賞金総額は1億9000万円で1着賞金:1億円、2着賞金:4000万円、3着賞金:2500万円、4着賞金:1500万円、5着賞金;1000万円と定められている。
a:760 t:1 y:0