京都新聞杯
京都新聞杯(GII)
京都競馬場 | 芝2200m(外回り) |
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スタート地点 | 正面スタンド前直線入り口付近 |
最初のコーナーまでの距離 | 397m |
最後の直線距離 | 約400m |
脚質 | 先行馬・差し馬が有利 |
枠順 | 内~中がやや有利 |
長距離の外回りだけに追い込み有利に見えがちも、後方一気は難しく、逃げ馬もやや苦戦。
- 京都新聞杯は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の
芝外回り2200mで施行する中央競馬の重賞(GII)競走です。
- 競走名は優勝杯を提供する京都新聞社から冠名が取られている。
開催地 | 京都競馬場 |
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格付け | GII |
1着賞金 | 5400万円 |
賞金総額 | 1億350万円 |
距離 | 芝・2200m |
出走条件 | サラブレッド系3歳(国際) |
負担重量 | 馬齢(56kg、牝馬2kg減) |
第1回施行日 | 1953年10月11日 |
特記 | 地方馬のみ、上位2着までに東京優駿(日本ダービー)の出走権 |
- 京都新聞杯(GII)概要
1953年にクラシック競走である菊花賞の前哨戦として4歳(現3歳)限定の別定の重賞競走、京都盃として創設、第1回は現在とは違い京都競馬場の芝外回り2400mで施行された。しかし1956年のみは出走資格を4歳(現3歳)以上、負担重量をハンデキャップ、施行距離を芝2000mに変更、1957年からは出走資格を再び4歳(現3歳)に戻し、施行距離を芝外回り1600mに変更、1958年からは負担重量を再びハンデキャップ、施行距離を芝外回り1800mに変更、1960年からは負担重量を再び別定に戻した。
1966年からは再び施行距離を芝2000mに変更、1967年からは菊花賞トライアルに指定、上位5着までに入賞した競走馬には菊花賞の優先出走権が与えられるようになり、更に菊花賞の前哨戦の意味合いを高めることになり、1999年まで菊花賞トライアルとして定着していた。
1969年からは負担重量を定量に変更し、1971年からは京都新聞社から優勝杯の提供を受けたのを機に、現在の京都新聞杯に変更、1976年は阪神競馬場の芝2000mで施行、1979年は京都競馬場の改修工事による振替開催により中京競馬場の芝2000mで施行、1980年は京都競馬場の改修工事により阪神競馬場の芝2000mで施行、1984年からはグレード制施行によりGIIに格付け、施行距離を芝2200mに変更、1994年は京都競馬場の改修工事により阪神競馬場の芝2200mで施行、1995年からは指定競走に指定地方所属の競走馬も出走可能になり、1着に入賞した競走馬のみに菊花賞の優先出走権が与えられるようになった。
芝3000mの長距離競走である菊花賞の前哨戦としては結びつかない芝2200mで施行していたこともあり、競馬ファンやマスコミに疑問視されていたが、本競走と菊花賞を連勝した馬は別表のとおり8頭いる。ただし、シンザン・ミスターシービー・ナリタブライアンと本競走に出走した後の牡馬クラシック三冠馬は単勝1番人気に推されながら全て敗れている。逆に本競走で優勝した二冠馬ミホノブルボンは菊花賞を2着と敗れ牡馬クラシック三冠競走制覇を達成できなかった。
2000年からは中央競馬における番組改定により、京都4歳特別の競走機能を引き継ぐ形で混合競走に指定され、騸馬の出走が可能になり、施行距離を芝2000mに、負担重量を別定に、施行時期を5月に変更し、菊花賞トライアルから指定が外され、東京優駿(日本ダービー)の前哨戦として位置付けされるようになった。同時に、鳴尾記念と共に中央競馬におけるグレード制施行から初めてグレード降格となりGIIIに格付けされたが、2001年からは再びGIIに格付けされ負担重量が定量に変更、2002年からは施行距離を芝2200mに戻し、2003年からは負担重量を馬齢に変更した。
東京優駿(日本ダービー)の優先出走権枠外の上位総収得賞金額順で出走を目指す競走馬の前哨戦となっている為、東京優駿(日本ダービー)の「東上最終便」と呼ばれている。但しダービーは例年皐月賞からの直行組が活躍する傾向にあるため、本競走からのダービー制覇は第48回優勝馬のアグネスフライトのみである。
出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)のJRA所属の競走馬、地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は、馬齢で56kg、牝馬は54kgである。
2011年度現在の総額賞金は1億350万円で、1着賞金5,400万円、2着賞金2,200万円、3着賞金1,400万円、4着賞金810万円、5着賞金540万円と定められている。
上位2着までに入賞した地方所属馬には東京優駿(日本ダービー)への出走権(優先出走権ではない)が与えられる。
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