神戸新聞杯
神戸新聞杯(GII)
阪神競馬場 | 芝2400m(外回り) |
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スタート地点 | 正面スタンドやや4コーナー寄り |
最初のコーナーまでの距離 | 約320m |
最後の直線距離 | 約475m |
脚質 | 先行馬がやや有利 |
枠順 | 有利・不利はほぼない |
スローペースで推移するため、先行馬がやや有利。
坂を2度越えるのでスタミナのある追込馬も注意したい。
枠順からの有利・不利はないが、ロスのない内を走れる馬がやや有利。
- 神戸新聞杯は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場の芝2400mで
施行する中央競馬の重賞(GII)競走です。
- 神戸新聞社から寄贈杯が提供されている。
開催地 | 阪神競馬場 |
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格付け | GII |
1着賞金 | 5400万円 |
距離 | 芝・外2400m |
出走条件 | サラブレッド系3歳(国際) |
負担重量 | 馬齢(牡馬56kg、牝馬2kg減) |
第1回施行日 | 1953年11月8日 |
特記 | 上位3着馬までに菊花賞への優先出走権 |
- 神戸新聞杯(GII)概要
1953年に「神戸盃」の名称で創設された4歳(現3歳)の競走馬による重賞競走。創設当初は菊花賞のトライアル競走の側面は有していなかったが、条件や施行時期の変遷(次節参照)を経て、現在は、関西圏の菊花賞のトライアル競走として入着上位3頭までに菊花賞への優先出走権が与えられる重賞(GII)競走となっている。
菊花賞が11月上旬に施行されていた頃は、夏場を休養に充てていた栗東所属の有力馬は菊花賞まで中2週の京都新聞杯を復帰初戦に選ぶことが多く、9月中旬から下旬に施行される当競走は比較的小粒なメンバー構成で、夏の上がり馬が活躍する年も多かった。
しかし、2000年の番組改編による菊花賞の開催日繰り上げに伴い京都新聞杯が春季に移行したため、関西圏唯一の菊花賞トライアル競走となったため、騸(せん)馬の出走ができなくなった。そのため同年以降は、春の有力馬陣営の多くが当競走から始動するようになり、毎年好メンバーが揃っている。だが本番の菊花賞の芝3000mとは距離が結びつかない芝2000mであったことに結果が反映できず、2007年からは施行距離を芝2400mに延長をした。それでもシンボリクリスエスやディープスカイのように、2400mへの距離延長前・後共に、菊花賞に向かわず天皇賞(秋)等に向かうケースも少なくない。
出走資格はサラ系3歳(旧4歳)のJRA所属馬(外国産馬含む)、及び地方所属の競走馬(3頭まで)。
負担重量は馬齢重量で、牡馬は56キロ、牝馬は54キロである。
総額賞金は1億350万円。1着賞金5400万円で、以下2着賞金2200万円、3着賞金1400万円、4着賞金810万円、5着賞金540万円。
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