小倉2歳ステークス
小倉2歳ステークス(GIII)
小倉競馬場 | 芝1200m |
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スタート地点 | 向正面2コーナーのポケット |
最初のコーナーまでの直線距離 | 479m |
最後の直線距離 | 293m |
脚質 | 逃げ馬・先行馬が有利 |
枠順 | 有利・不利はない |
最初のコーナーまでの距離は長く、さらには下り坂で、
いっそうペースは速くなるも、1200mということもあり、前は残りやすい。
芝が傷む開催後半は、外からの差し馬が浮上する。
- 小倉2歳ステークスは、日本中央競馬会(JRA)が小倉競馬場の
芝1200mで施行する中央競馬の重賞(GIII)競走です。
開催地 | 小倉競馬場 |
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格付け | GIII |
1着賞金 | 3200万円 |
距離 | 芝1200m |
出走条件 | サラブレッド系2歳(国際) |
負担重量 | 馬齢(54kg) |
第1回施行日 | 1981年8月30日(重賞格上) |
- 小倉2歳ステークス(GIII)概要
1961年に小倉3歳特別の名称で創設された3歳(現2歳)馬による一般競走。競走名や施行条件・時期の変遷(次節参照)を経て、現在は重賞(GIII)競走となったが創設当初のまま夏の小倉開催の2歳(旧3歳)チャンピオン決定戦の位置付けとして行われている。
当競走と同日に新潟競馬場では新潟2歳ステークス(GIII・芝1600m)が行われる。よって、当競走に出走する馬の大半は栗東所属馬(関西馬)である。逆に、美浦所属馬(関東馬)が当競走に参戦することは滅多になく、2000年以降はわずか4頭しかおらず、いずれも人気薄で大敗している。
翌年のクラシック競走やそれ以降の将来性を見据えると、現在は距離1600mで行われている新潟2歳ステークスの方が関係者にとっては魅力的であり、当競走からの活躍馬には後々短距離路線での好走が目立つ傾向にある。
長らく優勝馬からGIレベルの馬が出なかったが、21世紀を迎えてからはタムロチェリー、メイショウボーラー、アストンマーチャンなどを輩出するようになってきた。これは、2歳戦スタート時期繰り上げの影響も多分にあると推測される。
また、夏の小倉競馬では九州産馬もデビューする事が多いので九州産馬としては最も狙いやすい重賞競走のひとつと言える。
出走条件はサラ系2歳のJRA所属馬(外国産馬含む)、および所定の条件(フェニックス賞2着以内及び函館2歳ステークスで1着の競走馬)を満たした地方競馬所属馬。
負担重量条件は馬齢重量で54Kg。
賞金総額は6100万円。1着賞金は3200万円で、以下2着1300万円、3着800万円、4着480万円、5着320万円。
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