阪神牝馬ステークス
阪神牝馬ステークス(GII)
阪神競馬場 | 芝1400m(内回り) |
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スタート地点 | 向正面左、2コーナー奥のポケット |
最初のコーナーまでの距離 | 443m |
最後の直線距離 | 約360m |
脚質 | 先行馬・差し馬が有利 |
枠順 | 内がやや有利 |
内回りはコーナーがキツく、大外枠を引くと、外に回らされるため、ロスが大きい。
枠順からは、内側の芝が荒れていない限りは内枠が有利となっている。
ハイペースになりやすく、クラスが上がるに連れて差し馬の好走が目立つ。
- 阪神牝馬ステークスは、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場の芝内回り1400mで施行する中央競馬の重賞競走(GII)です。
開催地 | 阪神競馬場 |
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格付け | GII |
1着賞金 | 5300万円 |
賞金総額 | 1億30万円 |
距離 | 芝1400m |
出走条件 | サラブレッド系4歳以上(国際) |
負担重量 | グレード別定 |
第1回施行日 | 1958年12月14日 |
特記 | 地方所属馬のみ、上位2着までにヴィクトリアマイルへの出走権 |
- 阪神牝馬ステークス(GII)概要
1958年に4歳(現3歳)以上の牝馬限定のハンデキャップの重賞競走、阪神牝馬特別として創設、第1回は阪神競馬場の芝1800mで施行された。
1965年のみ施行距離を芝1850mに変更、1966年・1967年の2年間は芝1900mで施行し、1968年からは芝2000mに変更、1995年までこの条件で年末の阪神開催の重賞競走として定着する。
1984年からはグレード制施行によりGIIIに格付け、1994年からはGIIに昇格、負担重量を別定に変更、更に混合競走に指定され、外国産馬の出走が可能になり、1996年からは施行距離を芝1600m[1]に変更し、更に特別指定交流競走に指定、JRAに認定された地方所属の競走馬が出走可能になった。
2001年からは競走馬の年齢表示の国際基準に変更に伴い、現在の阪神牝馬ステークスに名称を変更、2006年からはヴィクトリアマイル新設に伴う、牝馬重賞路線の再整備に伴い、開催月を12月中旬から4月上旬に変更し、出走資格を4歳(旧5歳)以上牝馬に変更、特別指定交流競走から指定交流競走に変更され、JRAに認定されていない地方所属の競走馬も出走可能になり、更に施行距離をヴィクトリアマイルの前哨戦という意味合いを持たせる為、芝1400mに変更した。
エリザベス女王杯が古馬に開放される前年の1995年までは、古馬の牝馬にとっては牡馬との混合競走以外での牝馬限定戦の中で最も格の高い競走で、実質的な古馬牝馬の最強馬決定戦であると同時に、4歳(現3歳)も出走可能であったため、牝馬の重賞戦線の1年を締め括る競走として施行されていた。ただ後にエリザベス女王杯が古馬にも開放されるとメンバーがやや小粒化してしまった。しかし現在は4 月に日程変更し、福島牝馬ステークスと並び、ヴィクトリアマイルの前哨戦として位置付けされている。
サンケイスポーツを発行する産業経済新聞社が優勝杯を提供しており、正式名称は「サンケイスポーツ杯 阪神牝馬ステークス」と表記している。
出走資格は、サラ系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の牝馬の競走馬、地方所属の競走馬(3頭まで)及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は55kgを基本とし、更にGI優勝馬は2kg、GII優勝馬及び施行日当日から過去1年超のGI優勝馬は1kgの負担が課せられる。ただし2歳時のグレード・グループ優勝は対象外。
2011年度現在の総額賞金は1億30万円で、1着賞金5,300万円、2着賞金2,100万円、3着賞金1,300万円、4着賞金800万円、5着賞金530万円と定められている。
現在の優勝レイの配色は、紫色地に黄色文字となっている。
なお地方所属馬に限られるが、上位2着までに限りヴィクトリアマイルの出走権(優先出走権ではない)が与えられるトライアル競走である。
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