フェブラリーステークス
フェブラリーステークス(GI)
東京競馬場 | ダート1600m |
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スタート地点 | 2コーナー奥の芝ポケット |
最初のコーナーまでの距離 | 700m弱 |
最後の直線距離 | 501m |
脚質 | 先行馬・差し馬に有利 |
枠順 | 有利・不利はない |
芝からのスタートが苦手な馬は出遅れやすく、不利。
スタミナが必要で、中距離(1800mくらい)に実績のある馬がベスト。
- フェブラリーステークスとは日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場の
ダート1600mで施行する中央競馬の重賞(GI)競走である。
競走の名のフェブラリーは英語の2月の意味「February」から。
Februaryは2月という意味から2月中に競走の施行日が設定されることが
多いが、曜日配列の都合で1月末に施行されたこともある。
正賞は日本馬主協会連合会会長賞、全国公営競馬馬主連合会会長賞、
地方競馬全国協会会長賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞。
開催地 | 東京競馬場 |
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格付け | GI |
1着賞金 | 9400万円 |
賞金総額 | 1億7940万円 |
距離 | ダート1600m |
出走条件 | サラブレッド系4歳以上 |
負担重量 | 定量(57kg、牝馬2kg減) |
第1回施行日 | 1984年2月18日 |
- フェブラリーステークス(GI)概要
東京競馬場のダート1600mの5歳(現4歳)以上のハンデキャップの混合の1400万下条件の競走フェブラリーハンデキャップとして施行したのが始まり。
1984年の中央競馬におけるダート重賞路線の整備に伴い5歳(現4歳)以上のハンデキャップの重賞競走「フェブラリーハンデキャップ」として新設、第1回は現在と同じく東京競馬場のダート1600mで施行され創設当初はGIIIの格付けだった。
1989年には混合競走に指定、1994年に競走としての格を再評価されてGIIに昇格、更に負担重量が別定に変更された為、現在の「フェブラリーステークス」に改名、翌年には指定交流競走に指定、地方所属の競走馬も出走可能になった。
1997年には前年から始まったアラブ首長国連邦のドバイにあるナド・アルシバ競馬場(2010年からはメイダン競馬場)で施行されるドバイワールドカップの日本国内の前哨戦と言う意味合いからダートGI競走の必要性が高まり、中央競馬のダート重賞競走で初めてGIに格付けされた。なお条件特別の競走がGIにまで昇格したのは稀有な例である。またGIに格付けされ負担重量も定量に変更された。更に同年の4月にはダートグレード競走の施行によりダートグレードのGIにも格付けされた。
中央競馬のその年における最初のGI競走(芝も含める)で、日本国内では川崎記念に次ぐ2番目に施行されるGI競走でもある。また中央競馬と地方競馬の最上位クラスの競走馬が例年多く出走する為、冬のダート最強馬を決める競走として位置付けられている。本競走で優勝や上位入賞をした競走馬は3月末にアラブ首長国連邦のドバイのメイダン競馬場で開催されるドバイミーティングのドバイワールドカップやドバイゴールデンシャヒーン、ゴドルフィンマイルへ遠征する場合がある。
なお、東京競馬場のダート1600mのコースはスタート直後の100m弱を芝上で走る設定となっている。
出走資格はサラ系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の競走馬、地方所属の競走馬(4頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)、出走枠は16頭まで。但し、地方馬は2009年よりJRAが別に定める出走馬選定基準により選定された競走馬に限り出走が可能である。
負担重量は定量で57kg、牝馬は2kg減の55kgである。
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