エリザベス女王杯
エリザベス女王杯(GI)
京都競馬場 | 芝2200m(外回り) |
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スタート地点 | 正面スタンド前直線入り口付近 |
最初のコーナーまでの距離 | 397m |
最後の直線距離 | 約400m |
脚質 | 先行馬・差し馬が有利 |
枠順 | 内~中がやや有利 |
長距離の外回りだけに追い込み有利に見えがちも、後方一気は難しく、逃げ馬もやや苦戦。
- エリザベス女王杯とは日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の
芝・外回り2200mで施行する中央競馬の重賞(GI)競走です。
- 正賞はエリザベス女王杯、京都府知事賞、日本馬主協会連合会長賞。
開催地 | 京都競馬場 |
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格付け | GI |
1着賞金 | 9000万円 |
賞金総額 | 1億7200万円 |
距離 | 芝・外2200m |
出走条件 | サラブレッド系3歳牝(国際) |
負担重量 | 定量(3歳54kg、4歳以上56kg) |
第1回施行日 | 1976年11月21日 |
- エリザベス女王杯(GI)概要
前身の「ビクトリアカップ」は牝馬の菊花賞に位置付けられるものとして1970年から行われていたが1975年にエリザベス女王が来日したことを記念し、翌1976年に新たに「エリザベス女王杯」が創設されてビクトリアカップは廃止された。競走名の改称が行われた場合は通常施行回数は引き継がれるがエリザベス女王杯は事実上は改称ながら形式としては新設の競走とされたため、1976年のエリザベス女王杯が「第1回」となっている(実質は改称だが施行回数がリセットされた例はほかにはペガサスステークス→アーリントンカップがある)。
1995年の第20回までは京都競馬場の芝2400mで施行され牝馬三冠レースの最終戦であった。ただし桜花賞・優駿牝馬(オークス)とは違い英国競馬のクラシック競走に範を取った競走ではないため、クラシック競走には位置付けられていない(これは秋華賞も同様である)。
1996年、秋華賞の新設に伴い芝2400mから芝2200mに距離が短縮されると共に古馬牝馬も出走が可能になり、これまで古馬になると牡馬と戦うしかなかった牝馬最大の目標の1つとして定着、3歳牝馬三冠路線組も合わせ牝馬の一線級が一堂に会する競走となった。また1995年以降JRAの方針によりGI競走が地方馬にも開放され秋華賞・京都大賞典・府中牝馬ステークスのいずれか2着以内の地方馬には出走資格が与えられることになり、更に1999年からは外国馬も出走可能となり、2008年からはジャパン・オータムインターナショナルシリーズに指定されている。
なお2006年には春季に古馬牝馬限定のGI競走としてヴィクトリアマイルが新設されたため、春秋それぞれに古馬牝馬が出走可能な牝馬限定GI競走が存在することとなった。
出走資格はサラブレッド系3歳(旧4歳)以上牝馬のJRA所属の競走馬、JRAのGI競走、指定された海外国際G1競走、地方競馬のダート交流GI競走優勝馬(2歳限定戦を除く)、及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は定量で3歳54kg、4歳以上56kgである。
2011年度現在の総額賞金は1億7200万円で1着賞金9000万円、2着賞金3600万円、3着賞金2300万円、4着賞金1400万円、5着賞金900万円と定められている。
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