エプソムカップ
エプソムカップ(GIII)
東京競馬場 | 芝1800m |
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スタート地点 | 1~2コーナーの間にあるポケット |
最初のコーナーまでの距離 | 約150m |
最後の直線距離 | 526m |
脚質 | 逃げ馬・先行馬が有利 |
枠順 | 内~中が有利 |
外枠の先行馬がロスを強いられやすい。
流れが落ち着きやすく、差し馬には不利な流れになる。
- エプソムカップは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場の
芝1800mで施行する中央競馬の重賞(GIII)競走である。
競走名は東京競馬場と姉妹提携を結んでいるイギリスの
エプソム競馬場に由来し、交換競走でもある。
なお、エプソム競馬場では東京トロフィーが交換競走になっている。
開催地 | 東京競馬場 |
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格付け | GIII |
1着賞金 | 4100万円 |
賞金総額 | 7730万円 |
距離 | 芝1800m |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上 |
負担重量 | 別定 |
第1回施行日 | 1984年6月10日 |
- エプソムカップ(GIII)概要
本競走は1983年に東京優駿が50回を迎えたのを機に東京競馬場とエプソム競馬場との姉妹競馬場提携が結ばれ、翌年に4歳(現3歳)以上のハンデキャップの重賞(GIII)競走、エプソムカップとして新設、第1回は現在と同じく東京競馬場の芝1800mで施行された。
1993年からは混合競走に指定され、外国産馬の出走が可能になり、1996年からは負担重量が別定となり、更に地方所属の騎手が騎乗可能になり、2005年から混合競走から国際競走に指定され、外国調教馬の出走が可能になった。
創設期から1995年までは安田記念が5月開催だった事もあり、安田記念の出走馬が参戦する傾向があったが、1996年以降は安田記念が6月開催に変更された事により、新潟大賞典の出走馬や安田記念を除外された馬、条件戦で優勝した馬が参戦するが、次週から4歳馬のクラス替えが行われることもあって出走馬のレベルに開きがあることも多い。
中距離戦ということで、このレースの翌々週に行われる宝塚記念、もしくは天皇賞(秋)への出走を睨んでこの競走に挑む陣営も存在する。なお、当競走を優勝後に同年の宝塚記念を制した馬はいないが、1996年の優勝馬マーベラスサンデーと2007年の優勝馬エイシンデピュティは翌年の宝塚記念を制した。同年の天皇賞(秋)を優勝した馬は1991年のプレクラスニーのみ。
出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬及び外国調教馬(9頭まで)。
負担重量は3歳(旧4歳)が52kg、4歳(旧5歳)以上が56kg、牝馬は2kg減を基本とし、更に日本馬は収得賞金が3,000万円を超過した出走馬は、超過額2,000万円毎に1kg、外国調教馬は2歳時のグレード・グループを除くGI競走優勝馬は5kg、GII競走優勝馬は3kg、GIII競走優勝馬は1kgの負担が課せられる。
2011年度現在の総額賞金は7,730万円で、1着賞金4,100万円、2着賞金1,600万円、3着賞金1,000万円、4着賞金620万円、5着賞金410万円と定められている。
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