アーリントンカップ予想
アーリントンカップ(GIII)
阪神競馬場 | 芝1600m(外回り) |
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スタート地点 | 向正面の真ん中やや2コーナーより |
最初のコーナーまでの距離 | 444m |
最後の直線距離 | 約475m |
脚質 | 先行馬・差し馬が有利 |
枠順 | 内がやや有利 |
最初のコーナーまでの距離が444mと、やや馬群が広がった感じで進むので、
多頭数の大外枠だと内枠の馬よりもだいぶ外を回らされるため、割引が必要となる。
上級条件に限らず下級条件でも差し馬が有利となっている。
基本的には内枠が有利なコースで、最後の直線ゴール前には高低差1.8mの急坂が
待ち受けていることから、差しが届きやすい傾向にある。
- アーリントンカップは、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場の
芝1600mで施行している中央競馬の重賞(GIII)競走です。
- 競走名はアーリントンパーク競馬場(Arlington Park)に由来。
開催地 | 阪神競馬場 |
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格付け | GIII |
1着賞金 | 3700万円 |
賞金総額 | 7060万円 |
距離 | 芝・外1600m |
出走条件 | サラブレッド系3歳(国際) |
負担重量 | 別定 |
第1回施行日 | 1992年3月8日 |
- アーリントンカップ(GIII)概要
前身は1987年に創設され、1991年に廃止されたペガサスステークス。阪神競馬場とアーリントン国際競馬場(Arlington International Racecourse)(当時・2000年から現名称)が提携を結んだのを機に1991年限りで同競走は廃止され、1992年にペガサスステークスと同じ条件である阪神競馬場の芝1600mの重賞競走として新たに創設された。2007年以降は2006年12月に阪神競馬場の外回りコースが新設された事により、第1コーナーポケットを発走地点とするコースから向正面を発走地点とする外回りコースに変更された。なおアーリントンパーク競馬場では交換競走として阪神カップ(Hanshin Cup)(GIII・3歳以上・ダート8f)が施行されている。
クラシック競走やNHKマイルカップを目指す3歳馬にとって関西圏におけるステップとなる競走の1つに位置付けられており、第11回優勝馬タニノギムレットは同年の東京優駿(日本ダービー)を優勝、また第12回優勝馬ウインクリューガーは同年のNHKマイルカップを優勝、第17回で3着に終わったディープスカイは同年の東京優駿(日本ダービー)を制している。その他にも2000年優勝馬エイシンプレストンが後に香港で国際GIを3勝し、2001年優勝馬ダンツフレームは翌年の宝塚記念を制すなど、2000年から2003年まで4年連続でGI馬を輩出している。また創設以来外国産馬が出走することができるレースでもあって、外国産馬が優勝することが多いレースの一つでもある。創設以来、優勝馬はすべて関西馬であることも特色として挙げられる。もっともこれは、クラシックを狙う関東馬は牡馬であれば本競走の前後に施行される共同通信杯、弥生賞を、牝馬であれば本競走後に施行される桜花賞トライアル、フラワーカップを選択するため、出走する関東馬が少ないという事情もある。
出走資格は、サラ系3歳限定のJRA所属の競走馬、JRAに認定された地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)。
負担重量は馬齢重量である56kg、牝馬は54kgを基本とし、更に日本馬については収得賞金額が2,000万円以上の競走馬は1kg、外国調教馬については重賞競走優勝馬の競走馬は1kgの負担が課せられるよう定められている。
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