菊花賞
菊花賞(GI)
京都競馬場 | 芝3000m(外回り) |
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スタート地点 | 向正面3コーナー手前の登り坂 |
最初のコーナーまでの距離 | 約200m |
最後の直線距離 | 約400m |
脚質 | 先行馬がやや有利 |
枠順 | 枠順からは内がやや有利 |
スタートしてすぐにカーブがあるので内枠が有利、多頭数ならさらに。
長距離でも、逃げ馬が活躍しているのは、2周目の向正面の坂下までに
きちんと息が入るためで、逆に追い込み馬の後方一気は厳しくなる。
- 菊花賞とは日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝3000mで
施行する中央競馬の重賞(GI)競走です。
- 正賞は内閣総理大臣賞、朝日新聞社賞、日本馬主協会連合会会長賞。
開催地 | 京都競馬場 |
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格付け | GI |
1着賞金 | 1億1200万円 |
賞金総額 | 2億1320万円 |
距離 | 芝・外3000m |
出走条件 | サラブレッド系3歳牡・牝(国際) |
負担重量 | 馬齢(牡馬57kg、牝馬55kg) |
第1回施行日 | 1938年12月11日 |
- 菊花賞(GI)概要
1938年にイギリス最古のクラシック競走のセントレジャーステークスを範として「京都農林省賞典4歳呼馬」の名称で創設された4歳(現3歳)の競走馬による重賞競走。条件や施行時期の変遷(次節参照)を経て現在もその位置付けは変わらず、牡馬クラシック三冠競走の最終戦として行われている重賞(GI)競走である。
1939年に創設された横濱農林省賞典4歳呼馬と1932年から施行されている東京優駿競走(日本ダービー)と共に日本のクラシック三冠競走を確立した。
牡馬クラシック三冠競走にはそれぞれ謳い文句がある。皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、東京優駿は「最も運のある馬が勝つ」、そして菊花賞は3000mの長丁場を走りぬくことから「最も強い馬が勝つ」と称され、菊花賞はその謳い文句の通り牡馬3歳(旧4歳)の最強馬を決める競走として位置付けられている。
しかし1987年以降、天皇賞(秋)に3歳馬の出走が可能になったため長距離適性のない一部の有力馬が芝3000mの菊花賞を回避して芝2000mの天皇賞(秋)に出走する傾向も増えてきている。
春のクラシックに出走できなかった競走馬が多く活躍しておりグリーングラス、スーパークリーク、メジロマックイーン、マヤノトップガン、マンハッタンカフェ、ヒシミラクル、デルタブルースなど後の八大競走・GIや海外G1も制した名馬の初重賞勝ちの競走ともなっている。京都新聞杯が秋期に行われていた頃はこれらの「上がり馬」は京都新聞杯や第4回京都競馬のオープン特別、1600万下条件特別などで頭角を現したため未実績馬でも馬券的に人気になる傾向があり、あまり荒れる競走ではなかった。たが時期移行してからは、上がり馬の台頭が1000万下条件からの勝ち上がりからであることが増えてきている。
出走資格はサラ系3歳(旧4歳)牡馬・牝馬のJRA所属馬(外国産馬含む5頭まで)、および所定の条件を満たした地方競馬所属馬。
負担重量は馬齢重量で牡馬57kg、牝馬55kg。
総額賞金は2億1320万円。1着賞金1億1200万円で以下2着賞金4500万円、3着賞金2800万円、4着賞金1700万円、5着賞金1120万円。
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