富士ステークス
富士ステークス(GIII)
東京競馬場 | 芝1600m |
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スタート地点 | 向正面の2コーナー付近 |
最初のコーナーまでの距離 | 約600m |
最後の直線距離 | 526m |
脚質 | 差し馬が有利 |
枠順 | 有利・不利はほとんどない |
最後の直線が長く逃げ馬には不利。
中距離が走れるくらいのスタミナの要求されるコース。
- サウジアラビアロイヤルカップ富士ステークスは、
日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場の芝1600mで
施行する中央競馬の重賞(GIII)競走です。
サウジアラビアのリヤド馬事クラブから優勝杯が寄贈され、
競走名は富士山に由来。
当競走の交換競走として、リヤド馬事クラブは
キングアブドラアジズ競馬場でJRA'sカップを施行している。
開催地 | 東京競馬場 |
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1着賞金 | 4000万円 |
距離 | 芝・1600m |
出走条件 | 3歳以上オープン |
負担重量 | 別定 |
第1回施行日 | 1998年11月28日 |
特記 | 地方所属馬のみ、上位2着までにマイルチャンピオンシップへの出走権 |
- 富士ステークス(GIII)概要
1981年のジャパンカップ創設に伴い同競走に出走する外国招待馬および選出候補の地方競走馬が出走できる競走として「オープン競走」の名称で創設された東京競馬場の4歳(現3歳)馬以上による定量の国際招待のオープン特別競走の流れを持つ競走。条件や施行時期の変遷(次節参照)を経て、現在は2003年に創設されたオープン特別競走「サウジアラビアロイヤルカップ」を統合し、名称を「サウジアラビアロイヤルカップ富士ステークス」に変え、ジャパンカップの前哨戦からマイルチャンピオンシップの前哨戦に位置付けされた重賞(GIII)競走として行われている。
1987年にはジャパンカップ出走予定の牝馬のトリプティクが圧勝して本番での人気を獲得するなどしていたが、1992年以降に招待馬の出走はなくステップ競走としての意味合いは有名無実化し、定量戦(当時)だったこともあり同時期に行われるアルゼンチン共和国杯や福島記念での重ハンデを嫌った一流半級の出走がメインとなった。
1997年よりジャパンカップと同一週の開催となり、スプリンターズステークスの前哨戦とともにジャパンカップ出走馬の帯同馬向けの競走となり距離も芝1400mに短縮された。2000年からは開催時期が1ヶ月ほど繰り上がり、距離も芝1600mに変更されてマイルチャンピオンシップへの前哨戦として生まれ変わった。
出走資格はサラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属馬(外国産馬含む)、外国調教馬(9頭まで)、および所定の条件を満たした地方競馬所属馬(3頭まで)。
なお、地方所属馬に限られるが、上位2着までにマイルチャンピオンシップへの出走権(優先出走権ではない)が与えられるトライアル競走である。
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